意外と知らない?農業従事者のクレジットカードの作り方

クレジットカードの申込みを行う際には、職業や収入などを申告する必要がありますが、農業を営む農家の場合はどのように申し込めば良いのでしょうか?また、農業従事者だと審査は通りづらいのでしょうか?

このページでは、農業を営む方がクレジットカードを持ちたいと思った時のために役立つ情報をまとめていますので、農家の方はぜひ参考にしてみてください。

農業従事者のクレジットカードの申込み方

企業に勤める一般的な会社員であれば、特に迷うこともないクレジットカードの申込みですが、農業に従事している場合はどのように進めていけば良いのでしょうか。

職業はどのように入力する?

職業については、選択式の場合は「自営業(自由業)」を選べば基本的には問題ありません。三井住友カードの申込み画面でも下記のようにアナウンスされています。

ご職業の選択について
農業・漁業・芸術家・文筆業・芸能人・不動産賃貸業(不動産収入のある方)など、一定の雇用関係によらず独立して専門的職業を営む方は、【自営業・自由業の方】をご選択ください。

(例)
農業、漁業、画家、音楽家、彫刻家、陶芸家、書道家、映画監督、カメラマン、デザイナー、イラストレーター、作家、小説家、脚本家、漫画家、エッセイスト、コラムニスト、詩人、俳人、歌人、俳優、女優、歌手、ミュージシャン、フリーアナウンサー、モデル、ダンサー、落語家、漫才師 など

年収の記入はどうする?

多くの場合、農家の方の収入はサラリーマンと違って給与所得ではないですよね。

クレジットカードの申込みフォームには年収を入力する欄があると思いますが、自営業を行っている人は、売り上げた収入金額から経費を差し引いた額(要するに事業所得)を年収として入力することになるでしょう。

ここで注意したい点として、設備投資等の経費にお金をかけすぎていて、年収が低い状態となっている場合は、審査に通りにくくなることが考えられる点があります。クレジットカードに申し込む予定があるのであれば、一旦設備投資等は抑えて年収額を高めに保った方が、クレジットカードの審査に限って言えばメリットがあるかもしれません。

もちろん今後の収入を伸ばすために必要な投資もありますので、投資を優先するか審査の通りやすさを優先するかは天秤にかけて選んだ方が良いですが、知っておいて損はないと思います。

農業だと審査は厳しい?

結論から言うと、職業が農家だからという理由でクレジットカードの審査に通らないということはありません。しかし農業という業種の特性上、収入の安定性が比較的低いとみなされてしまう可能性はあります。天候や季節変動、天災などの影響を受けやすく、毎月安定した収入を得られる仕事ではないからですね。

また、前項で述べたように、設備投資に経費をかけすぎて年収が低くなっている場合は、審査に影響してしまうかもしれませんので気を付けましょう。

もちろん、トラクターなどの農業機械をローンで購入している場合などに、返済が滞ってしまっていたりすると、審査に不利な影響を与える可能性があります。同様に、以前クレジットカードを持っていた際に金融事故があった場合などにも、審査が通りにくくなる可能性を覚悟しておいた方が良いかもしれません。

企業に勤めている会社員の方が安定性はあるとされる傾向にあるので、これから会社員を辞めて農業に従事しようとしている場合は、会社員のうちにクレジットカードを作っておくことをおすすめします。

審査について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【2019年版】審査が甘いクレジットカード10枚&審査の基準徹底解説!
クレジットカードに申し込むと、必ずクレジットカード会社による審査が行われ、それによってカードが発行されるかどうかが決まります。 審査を...

農業従事者向けのクレジットカード

世の中には、農業を営む方向けのクレジットカードがいくつか存在します。DMCホーマックやグッデイなどホームセンター関連のところから出ているカードですが、農業の特性を考慮したサービスを持っているものもありますので、ぜひ確認してみてください。

農業従事者限定カード「DCMホーマックみのりカード(アグリ)」

DCMホーマックみのりカード

JACCSから提供されている農業従事者のみが申し込めるクレジットカードで、最大の特徴は「収穫期払い」の存在です。

農家の収入は、農作物が収穫できて初めて発生するものなので、毎月コンスタントな収入は入ってきませんよね。しばらくの間は作物を育てて、収穫と出荷を行った際にまとめて収入が入ってくると思います。

このカードの「収穫期払い」は、カードの支払いを購入月から最長で10ヶ月据え置くことができるので、収穫を終えて収入が入った後に支払いをすることができるのです。

これに関する金利負担もないため、農業従事者の利便性を考えたユニークなクレジットカードと言えるでしょう。農業をしている方向けのサービスになるため、農家でない一般会員の方は申し込めないカードです。

収穫期払いの詳細については、DCMホーマックの店舗で確認してみてください。

年会費:初年度無料、次年度以降は1,250円+税(年間5回以上カードショッピング利用で無料)
国際ブランド:JCB
ポイント:200円毎にラブリィポイント1ポイント(DCMホーマックでの買い物なら2倍)
公式サイト:DCMホーマックみのりカード(アグリ)

グッデイのアグリカード

GooDayアグリカード

最大8ヶ月の据え置き払いが手数料なしで行える収穫期払い対応カードです。収穫期払いができるのは農業資材の代金のみなので注意しましょう。※JACCSに問い合わせたところ、グッデイ店舗のレジにて農業資材と判断されれば収穫期払いの適用が可能とのことです。

カード到着後3ヶ月で既定金額以上の利用をするという条件を満たすと、グッデイ専用のデポジットがプレゼントされるという特典があります。このデポジットがあると、利用金額からデポジットを差し引いた額が請求になります。

また、グッデイの店舗なら、30,000万円未満はサインレスで買い物をすることができます。

年会費:1,250円+税
国際ブランド:JCB
ポイント:200円毎に1ポイント付与、1,000ポイントで1,000円分のグッデイ専用デポジットと交換
公式サイト:アグリカード

JA(農協)のクレジットカード「JAカード」

JAカード

農業従事者であれば、JA(農協)は馴染み深いのではないでしょうか。JAから出ているクレジットカード「JAカード」にはさまざまな特典がありますが、下記などはメリットの大きいものだと思います。

  • JA直売所でのお買い物が5%引きになる
  • JA-SS、ホクレンSSで給油が1リットルにつき2円割引になる

収穫期払いが不要であれば、メジャーなカードとしてこちらを検討しても良いかと思います。

なお、万一の時のためのロードアシスタンスサービス付きカードを選ぶこともできますが、年会費が税抜450円追加でかかるので選ぶ際は注意しましょう。

年会費:初年度無料、次年度以降は1,250円+税(12万円以上利用などの条件で無料)
国際ブランド:Master、VISA
ポイント:1,000円毎に1ポイント付与、200ポイントから既定の商品と交換可能
公式サイト:JAカード

まとめ

農業従事者であっても、クレジットカードには問題なく申し込むことができます。一般的なクレジットカードは農家だからという理由で審査に落ちることはありませんので、収入がしっかりしていることなどを伝えられれば審査にも十分通ると思います。

設備投資などで年収が低くなりすぎてしまうと、審査に影響が出る可能性もありますので、その点だけ注意しておくと良いでしょう。

また、クレジットカードの中には農業従事者向けのカードも存在し、収穫期払いなどのメリットがありますので、興味があれば検討してみてください。

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