プライオリティパスをお得にゲットできるクレジットカードを一挙紹介!

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快適な航空旅行に欠かせないものといえばラウンジですが、そのラウンジをお得に使えるプログラムとして「プライオリティパス」があります。

通常は年会費が発生しますが、あるクレジットカードを持っていると無料登録できるのです。

今回は、プライオリティパスのメリットを解説するとともに、プライオリティパスをお得にゲットできるクレジットカードを紹介しましょう。

「プライオリティパス」があれば多くの空港ラウンジを利用可能に!

プライオリティパス

※画像引用元:楽天プレミアムカード公式サイト

プライオリティパスとは、空港ラウンジに関するサービスを提供する企業名であるとともに、同社が提供するサービス名です。

プライオリティパスがあれば、世界140か国の500都市、1,200か所以上の空港ラウンジを利用できます。

日本国内では、以下の空港の以下のラウンジが利用可能です。

  • 成田国際空港:IASSラウンジ(2か所)、TISラウンジ、KALラウンジ(大韓航空)
  • 関西国際空港:ぼてぢゅう(お好み焼き屋)、KALビジネスラウンジ
  • 中部国際空港:セントレア・グローバルラウンジ、KALラウンジ、スターアライアンスラウンジ(航空連合)
  • 福岡空港:KALラウンジ

この中でユニークなのが関西国際空港の「ぼてぢゅう」で、こちらは空港ラウンジではなく出国前エリアにあるお好み焼き屋なのですが、1人3,400円まで利用できる特典です。

ぼてぢゅう

※画像は関西国際空港公式サイトより

ラウンジを利用する際には、プライオリティパスの会員カードとともに、本人名義の搭乗券を受付で提示する必要があります。

プライオリティパスとゴールドカードで利用可能な空港ラウンジの違い

プライオリティパスを持っていなくても、ゴールドカードを持っていれば多くの場合、カード会社のラウンジを利用できます。

一方、プライオリティパスで利用可能なラウンジには、航空会社のラウンジも含まれており、以下のような違いがあります。

ラウンジ区別 航空会社のラウンジ カード会社のラウンジ
設置場所 出国後エリア 出国前エリア
対象者 ・当該航空会社の上級クラス搭乗客
・当該航空会社の上級会員
・プライオリティパス会員
・ゴールドカード以上の会員
アルコール あり なし(あっても有料)
利用者 少ない 多い
食べ物 あり なし

特に大きいのが、カード会社のラウンジは出国前エリアにあるのに対して、航空会社のラウンジは出国後エリアにある点です。

飛行機への搭乗は、

  1. チェックイン
  2. 出国審査
  3. セキュリティチェック
  4. 搭乗

の順番で行われますが、航空会社のラウンジを利用する際には「3. セキュリティチェック」まで既に完了しているので、あとは搭乗までゆっくり待つだけです。

一方、カード会社のラウンジでは「1. チェックイン」までしか完了できず、出国審査やセキュリティチェックが混雑する可能性もあるため、さほどゆっくりできません。

また、ゴールドカード保有者は意外に多いため、カード会社のラウンジは混雑していますが、航空会社のラウンジはさほど混雑しておらず、しかもとても広いのでゆったりと静かに過ごせます。

プライオリティパスには3つのグレードがある

そんなプライオリティパスですが、実は3つのグレードがあり、グレードによって年会費や利用条件が以下のように異なります。

グレード 年会費 会員の都度料金 同伴者の都度料金
スタンダード 99米ドル 32米ドル 32米ドル
スタンダードプラス 299米ドル 32米ドル(年10回まで無料) 32米ドル
プレステージ 429米ドル 無料 32米ドル

年間7回~14回利用する人はスタンダードプラス、それ以上利用する人はプレステージ会員がお得です。

ただし、いずれの会員グレードも同伴者の利用にはその都度料金が発生します。

プライオリティパスをお得に利用できるクレジットカードを一挙紹介!

プライオリティパスは利便性に優れているものの、年会費の高さがネックです。しかし、一部クレジットカードを持っていればお得にプライオリティパスをゲットできます。

ここからは、お得にプライオリティパスをゲットできるクレジットカードを、プライオリティパスの利用条件とともに一挙に紹介しましょう。

カード年会費実質無料でプライオリティパスをゲットも可能な「エポスプラチナカード」

エポスプラチナカード

グレード プレステージ(無料登録)
家族カードへのパス発行 家族カードなし
同伴者料金 2,000円(税別)

まずは「エポスプラチナカード」です。

エポスプラチナカードの通常年会費は3万円(税込)ですが、インビテーション経由で申し込むと年会費が2万円(税込)となります。

また、年間100万円以上利用すると2万円分のエポスポイントがもらえるため、実質年会費無料です。

さらに、エポスプラチナカードには同伴者1名まで国内主要空港のラウンジが無料という特典もあるので、同伴者がいる場合にはこちらの特典を使った方がお得かもしれません。

コスパの高い「楽天プレミアムカード」

グレード プレステージ(無料登録)
家族カードへのパス発行 不可
同伴者料金 3,000円(税別)

次に紹介するのは、「楽天プレミアムカード」です。

本会員カードの年会費は1万800円(税込)ですが、かなりコスパの高いカードとして有名です。

エポスプラチナカードのようなショッピング利用の条件もなく、年会費1万800円かつ無条件でプレステージ会員に無料登録可能です。

ただし、楽天プレミアムカードには家族カードの設定があるものの、家族カードに対するプライオリティパスの無料登録は行っておらず、同伴者料金も若干高めに設定されていますので、1人で頻繁に海外旅行に行く人向けです。

楽天プレミアムカードについては、下記の記事でも紹介しています。

楽天カードはどれだけお得?全10種の違いとポイントについて徹底解説!
クレジットカードの中でも特に知名度が高い楽天カードは、「ムムッ」というあのCMでもおなじみですね。 ポイントをたくさんゲットしてショッ...

夫婦で航空会社ラウンジを利用するなら「スカイパスMUFGプラチナ・アメックス」

スカイパスMUFGプラチナアメックス

グレード プレステージ(無料登録)
家族カードへのパス発行 可能
同伴者料金 2,000円(税別)

「スカイパスMUFGプラチナ・アメックス」は、大韓航空のマイレージプログラム「スカイパス」が組み込まれたカードです。

本会員の年会費は2万円(税別)と安く抑えられており、家族カード年会費も3,000円(税別、1枚目は無料)と安いです。

このカードは、家族カードにもプレステージ会員の無料登録権利が与えられますので、夫婦で航空会社のラウンジを使いたいときにぴったりです。

家族で航空会社ラウンジも利用可能な「アメックス・プラチナ」

グレード プレステージ(無料登録)
家族カードへのパス発行 可能
同伴者料金 カード会員を含めて2名まで無料

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」(アメックス・プラチナ)の本会員年会費は13万円(税別)とかなりお高めですが、家族カード会員は4枚まで年会費無料という太っ腹です。

さらに、その太っ腹さはプライオリティパスにも及び、本会員カードだけでなく家族カード会員にも、プレステージ会員のプライオリティパスを無料登録できる権利が与えられ、同伴者1名まで無料です。

本会員カードと家族会員カードの全てでプライオリティパスを無料登録しすれば、家族全員で航空会社ラウンジを利用するのも夢ではありません。

まとめ

プライオリティパスがあれば、出発までのひと時をゆったりと広々とした空間で過ごせますが、年会費が高いのがネックです。

コストを重視するならば、年間100万円以上すれば実質年会費無料の「エポスプラチナカード」、年会費1万800円でプレステージ会員に無料登録可能な「楽天プレミアムカード」がおすすめです。

1人旅でない人がプライオリティパスを利用するならば、家族カード会員もプレステージ会員に無料登録できる「スカイパスMUFGプラチナ・アメックス」、家族カードはもちろんカード会員でない同伴者もラウンジを利用できる「アメックス・プラチナ」がおすすめです。

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