JCB EITはJCBシリーズのリボ払い専用クレジットカードです。リボ払い専用という理由で怖い印象があるという人もいますが、実は賢く使えばリボ払いのデメリットを負うことなくお得に使える優秀なカードなのです。
このページではJCB EITの基本情報からお得な活用方法まで詳しく紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。読み終わるころには、JCB EITがいかにお得なカードであるかが分かるでしょう。
目次
JCB EITカードの基本情報
JCB EITカードはその名の通りJCBブランドのクレジットカードで、年会費は本会員・家族会員ともに永年無料です。維持費用が必要ないというのは一つのメリットですね。
リボ払い専用
このカードの最大の特徴は、リボ払い専用カードであるというところです。
リボ払いというのは、毎月支払う料金がほぼ一定になるという支払い方法です。毎月の支払い金額を2万円に設定していたら、2万円を超えた分は翌月以降の支払いとなります。
リボ払いにすると手数料がかかるため、クレジットカード初心者は避けた方が無難ではありますが、正しい知識を持って賢く使えば、このカードはとてもお得になります。詳しくは後述します。
なお、JCB EITのショッピングリボ払いでは初回手数料が無料です。これもメリットの一つとなりますね。
海外旅行保険自動付帯
JCB EITには海外旅行保険が自動付帯しています。ツアー代金などを該当カードで支払わなければいけない利用付帯と違って、持っているだけで海外旅行保険が適用となるため、海外旅行に行く際はこのカードを持って行くと良いでしょう。
<JCB EIT海外旅行保険補償範囲>
種類 | 金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
障害治療 | 最高100万円(1回あたり) |
疾病治療 | 最高100万円(1回あたり) |
賠償責任 | 最高2,000万円(1回あたり) |
携行品損害 | 最高20万円(1旅行あたり) 最高100万円(保険期間中) |
救援者費用 | 最高100万円 |
※補償対象となる旅行期間は3ヶ月です。
最高2,000万円まで補償する保険ですが、2,000万円まで補償されるのは傷害による死亡や後遺障害などの場合で、より出番のありそうな障害治療や疾病治療は1回の事故・病気につき100万円が限度です。
これ一枚で安心できるというものではないため、年会費無料かつ自動付帯であることを生かして、他のクレジットカードの保険と重ね掛けするのが賢い活用方法となるでしょう。
クレジットカードの海外旅行保険に関する詳しい説明は下記の記事をご参照ください。
ショッピングガード保険付帯
偶然の事故で商品などが損害を被った場合、その商品がJCB EITカードで購入したものであれば、購入日から90日以内なら補償してもらうことができます。
国内・海外いずれも最大100万円まで補償されるので、いざという時にとても安心できる制度ですね。
補償金は自己負担額を差し引いて支払われますが、その金額は国内3,000円・国外10,000円なので、高額の物品であれば補償を申請した方が明らかに得です。
「買ったばかりの高級カメラがすぐ事故で壊れてしまった」のような場合に泣き寝入りせずに済みますので、覚えておくと良いでしょう。
JCB EITのポイントプログラム
JCB EITでは、JCB一般カードの2倍のOki Dokiポイントを貯めることができます(1,000円の利用につき2ポイント)。
Oki Dokiポイントは交換先によって円建ての還元率が異なりますが、nanacoポイントへの移行やJCBプレモカードへのチャージを行えば円建て還元率1%となります。
また、JCB一般カード同様に、Oki Dokiランド経由でショッピングを行うことで、最大20倍のポイントを貯めることもできます。通常でも還元率1%は良い方ですが、ポイントをお得に貯めたいならOki Dokiランドも利用していきたいところです。
Oki DokiポイントについてはJCB一般カードのページに詳しく記載していますので、比較も兼ねて確認してみてください。
選べる6種類のデザイン
JCB EITの大きな特徴の一つとして、デザインを6種類から選べるというものがあります。6種類ものデザインから選ぶことができるクレジットカードというのはとても珍しいので、選んだデザインで個性をアピールすることができますね。
6種類のうち3種類はQUICPay搭載型で、残りの3種類はQUICPay非搭載型です。
QUICPay搭載型の3種類
青と白のストライプが爽やかな「ストライプ」、シックな印象の「ブラック」、縁取りが少し珍しいデザインの「ステッチ」の3種類がQUICPay搭載型のJCB EITカードです。
デザイン以外に違いはないので、好きなものを選んでみてください。
QUICPay非搭載型の3種類
秋口のマフラーのような暖かみのある「チェック」、黒字に大きな白が存在感ある「ドット」、シンプルなグレーにロゴがスタイリッシュな「ロゴ」の3種類がQUICPay非搭載型のカードです。
QUICPayにこだわらない人は、こちらの3種類のデザインから選んでみても良いでしょう。
JCB EITのお得な使い方
JCB EITはリボ払い専用カードなので、そのまま使うとリボ払い手数料がかかり、せっかくポイントをお得に貯められてもトータルで損してしまう可能性があります。
そこで、活用方法としておすすめなのが「設定金額を上げる」ことです。JCB EITを入手した後にMyJCBにログインし、「ショッピングリボ払いのお支払い金額の変更」を行います。
ここで毎月の支払い金額を千円単位で設定できるので、利用可能額いっぱいまで設定しておくと、その設定額未満の支払いは一括で支払うことができます。
例えば20万円で設定すれば、20万円以下の支払いは一括払いになります。こうして実質一括払いのクレジットカードとして使うことで、リボ払い手数料を避けつつJCB EITのメリットを得ることができるのです。
JCB EITを使う上では非常に重要なテクニックなので、ぜひ覚えておいてください。
まとめ
JCB EITは年会費無料、海外旅行保険自動付帯、ポイント2倍と様々な強みがあるスペックの高いカードです。懸念点であるリボ払いについても、最初にしっかり支払い金額の設定を行っておくことで心配無用となります。
海外旅行に行く人にとっては、年会費無料かつ保険自動付帯なので持っているだけでメリットがありますし、リボ払いを上手に避ければポイントも貯めやすくてメインカードとして使うことも十分可能です。
リボ払い専用ということで敬遠しがちではありますが、クレジットカードの知識がある人ほど有効活用できるカードになりますので、ぜひこのページの内容を頭に入れつつ、JCB EITを検討してみてはいかがでしょうか。
JCB EITへのお申し込みはこちら→JBC「JCB EIT(エイト)カード」