とうとうAppleがクレジットカードを!「Apple Card」が米国で2019夏スタート

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Apple Card

Appleファンの人に大きな朗報が飛び込んできました。

なんとAppleが、Apple Pay等で利用できるクレジットカード「Apple Card」を2019夏にスタートするというのです。

まだ米国だけの話ではありますが、後々日本にも上陸してくる可能性があるので、楽しみに待っていたいところですね。

今回は、Apple社のスペシャルイベントで発表されたという、そのApple Cardの詳細をお伝えしていきます。

Apple CardはApple Pay連動のバーチャルカード

今回発表されたApple Cardは、Apple Pay経由で使用して支払いを行うことで、2%のキャッシュバックを得ることができるというクレジットカードです。

発表時の映像がYouTubeにありますので、英語ができる人は見てみるとApple Cardのことが良く分かりますよ。

当サイトでも繰り返しお伝えしている通り、クレジットカードの還元率というのは1%が高水準の目安です。

2%還元のうえに、使い忘れリスクのあるポイントではなくキャッシュバックというのは、スペックとしてかなり優秀なクレジットカードと言えるでしょう。

さらに、Apple関連の購入であれば、キャッシュバックは3%まで上昇します。

Get 3% back on everything you buy from Apple, whether you buy it at an Apple Store, apple.com, the App Store, or iTunes. That includes games, in-app purchases, and services like your Apple Music subscription and iCloud storage plan.

引用元:Apple Card – How It Works – Apple

<抄訳>

Appleからの購入なら、Apple Store、apple.com、App Store、iTunesなど、どこからでも3%のキャッシュバックを受け取れます。これにはゲームやアプリ内購入、Apple Musicの購読料やiCloudストレージプランも含まれます。

上記のように、人によってはかなり広い範囲で3%のキャッシュバックを受け取れる内容になっています。アプリ内でよく課金を行うという人にはぴったりですね。

年会費や手数料もかからない

キャッシュバック率が高いにも関わらず、Apple Cardは年会費や手数料不要で使うことができます。

還元率も高いですし、Appleのヘビーユーザーなら使わない手はないくらい良いカードですね。

And best of all, no hidden fees.

引用元:Apple Card – How It Works – Apple

<抄訳>

そして何より、隠れた手数料もありません。

エンドユーザーにとっては、無料で使えるうえにキャッシュバックも受け取れるという、いいことずくめなカードということですね。

支払い金額による利息をすぐに計算してくれる

利息計算

App上で支払い金額を決めると、いくらの利息が追加でかかるのかをすぐに計算してくれるというのも、Apple Cardを利用するメリットの一つです。

その場の支払い金額を抑えようと思ったら、利息によってトータルで支払う金額が想像以上に膨れ上がってしまった、というリスクをケアしてくれるのはクレジットカードとしては珍しいです。

多くのクレジットカードは、むしろ利息を得るためにリボ払いを推奨してきたりするので……。

When you’re ready to make a payment, Apple Card estimates the interest you’ll wind up paying, based on any payment amount you choose. And it does it in real time, so you can make an informed decision about how much of your balance to pay down.

引用元:Apple Card – Apple

<抄訳>

支払い準備ができた時に、Apple Cardは選択した支払い金額に基づいて利息を計算します。これはリアルタイムで行われるので、残高のうちいくら支払うかの決定はその情報に基づいて行うことができます。

常に一回払いをする人にはあまり関係がないかもしれませんが、ついつい返済額が膨れ上がってしまうタイプの人には非常におすすめですね。

物理カード(チタン製)も発行!しかしメリットは減少

Apple Card(物理)

もちろん、Apple Payがすべての場所で使用できるわけではありません。そういうところでは、物理カードを使って支払いを行いましょう。

Appleらしいシンプルで洗練されたデザインのカードはチタン製になっていて、カード番号やCVV(セキュリティコード)が記載されていないというのが特徴です。

この物理カードを持っていれば、Apple Payを受け付けていないところでもクレジット支払いができるでしょう。

ただし、Apple Payを受け付けていないショップでのApple Cardの支払いで得られるキャッシュバックは1%。Apple Cardを使ううまみが減少してしまうので、なるべくならApple Payで支払いたいところですね。

従来よりも一段上のセキュリティを搭載

セキュリティ

Apple Cardの大きな特徴の一つとして、強力なセキュリティが挙げられます。

前述の通り、Apple Cardの物理カードにはカード番号やCVVが記載されていません。そのため、カード番号やCVVを他人に知られて勝手に使われてしまうリスクを最大限抑えることに成功しているのです。

さらに、セキュリティコードは支払いのたびに毎回生成されるため、仮に何らかの方法でCVVを知ったとしても、それを利用して不正に買い物をすることはできないでしょう。

また、Apple Payを使う際もセキュリティは万全です。Apple Payの使用時にはTouch IDあるいはFace IDが求められるので、生体認証を突破しないことにはApple Pay経由での不正利用もできません。

「クレジットカードは危ない」というイメージによってクレジットカード取得を躊躇していた人でも、このApple Cardなら安心して使うことができるのではないでしょうか。

まとめ

Apple Cardには、大きく以下のような強み・メリットがあります。

  • 高還元のキャッシュバック(1%~3%)
  • 年会費や手数料が無料
  • 利息の有無と金額をすぐに計算
  • ハイレベルのセキュリティ

どれも魅力的なポイントなので、既存のクレジットカード業界に鳴り物入りで参入するのには十分なスペックを持ったカードだと言えますね。

現状は米国でスタート予定が発表されただけですが、いずれ日本に来たら、国内でも人気のカードの一枚になることは間違いないでしょう。

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