クレジットカードを1枚持っているだけでも頼りになりますが、2枚目のクレジットカードを持っていれば鬼に金棒です。
ただしそこで悩むのが、「2枚目のクレジットカード、どうやって選ぼうか」ではないでしょうか。
今回は、シーン別で2枚目のクレジットカードの選び方を紹介しましょう。
目次
1枚目が「ソラチカカード」で、ANAマイルをさらに貯めたい人
まずは、ソラチカカードを持っているANAマイラーです。
ソラチカカードは、1枚でANAマイル、JCBのポイント、メトロポイントの3種類のポイントを同時に貯められます。
加えて、JCBのポイントとメトロポイントは、ANAマイルに移行できるので、ANA特典航空券への道が近くなるカードです。
ANAマイルが貯まるスピードをアップさせたい人は、2枚目のクレジットカードが欲しいところですが、ソラチカカードは年会費2,000円(税別)がかかりますので、2枚目は年会費無料の方が良いでしょう。
年会費無料でANAマイルに移行できる「楽天カード」が2枚目候補
そんなANAマイラーにおすすめの2枚目カードが「楽天カード」です。
楽天カードは年会費が永年無料ですので、維持コスト負担が増えません。
楽天は楽天スーパーポイントがザクザク貯まるカードとして有名ですが、貯まったポイント(通常ポイント)は2ポイント→1マイルのレートで、ANAマイルに移行可能です。
月2万マイル分まで移行可能で、気になる移行手数料も発生しません。
ソラチカカードの国際ブランドがJCBなので、利便性を考慮すると、楽天カードの国際ブランドはVISAかマスターカードがおすすめです。
※楽天カードについては下記記事も参考にしてください。

1枚目が「イオンカードセレクト」で、日ごろ使うお店でよりお得になりたい人
次は、イオンカードセレクトを保有していてお得が大好きな人です。
イオンカードセレクトは、
- 毎月20日・30日は5%オフ
- 公共料金の支払いで毎月5WAONポイントプレゼント
- イオンの対象店舗は毎日1%ポイント還元
など、イオングループを中心にお得がいっぱいのカードです。
2枚目を考えるのであれば、イオンカードセレクトではお得にならない店舗でもお得になるようなカードをチョイスするのがいいでしょう。
2枚目を「セブンカードプラス」にすれば、セブン&アイグループでもお得に
イオンだけでなくイトーヨーカドーやセブンイレブンもよく使う方でしたら、2枚目は「セブンカードプラス」で決まりです。
イトーヨーカドーやセブンイレブン、デニーズなどのセブン&アイグループでセブンカードプラスを利用すると、200円ごとに3nanacoポイントが貯まります。
また、毎月8日のハッピーデーは、イトーヨーカドー店内のほとんどの商品が5%オフになります。
2枚目を「エポスゴールドカード」にすれば、多くの店舗で1.5%ポイント還元
年会費が5,000円(税込)かかるものの、エポスゴールドカードは、2枚目カードの維持コストとしては許容範囲です、
エポスゴールドカードには「選べるポイントアップショップ」というプログラムがあり、選択した最大3つのショップ・サービスのポイント還元率が、通常の3倍の1.5%となります。
スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアに限っても、以下のように多くの店舗が対象です。
- アピタ
- イオン
- イトーヨーカドー
- クスリのアオキ
- マツモトキヨシ
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- 東急ストア
- マルエツ
2枚目をエポスゴールドカードにすれば、お得にならない店を探す方が難しいかもしれません。
1枚目が「ディズニー★JCBカード」のディズニーマニア
ディズニーマニアにとって、「ディズニー★JCBカード」はとりあえず必携のカードかもしれません。
ミッキーやミニーをはじめ、スティッチやドナルドなど、カードデザインも非常に豊富です。
ミッキーデザインのキーチェーン型QUICPayも発行できますし、キャラクターグリーティングや継続特典など、ディズニーマニア垂涎の特典が目白押しです。
ディズニーを極めるなら2枚目は「JCBザ・クラス」
ディズニーを極めたいのであれば、2枚目は「JCBザ・クラス」がおすすめです。
一般申込はできず招待制なので、取得難易度はかなり高いですが、JCBプラチナで利用実績を積み重ねれば招待される可能性はあります。
年会費も5万円(税別)とかなり高額ですが、ディズニーマニアにとってはそれを補って余りあるメリットがあります。
東京ディズニーランド・ディズニーシーに1か所ずつあるJCBラウンジを、JCBザ・クラス会員は利用でき、ドリンクはもちろんアトラクション優先搭乗も可能です。
また、ディズニーホテル宿泊、特別パークチケット、ショー観賞券などがセットとなった「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」も利用できます。
さらに、更新特典としてパスポートチケット2枚&グッズ、クラブ33でのペアランチお食事券とペアパスポート(抽選)も選択可能です。
特にクラブ33は、JCBザ・クラス保有者でないと極めて入手困難なチケットですので、必須アイテムと言えましょう。
1枚目に「三井住友VISAデビュープラスカード」を選んだ学生
三井住友VISAデビュープラスカードは、18歳~25歳専用のクレジットカードです。
普段は敷居の高い三井住友VISAカードですが、このカードはかなりハードルが下がっています。
年1回以上利用すれば、翌年度の年会費がかかりません。
ポイント還元率も、通常の三井住友VISAカードの2倍の1%(入会3か月間は2.5%)です。
さらに、満26歳以降最初のカード更新時には「プライムゴールドカード」に自動更新されるなど、確実なランクアップができます。
JALを使って旅行する学生は、2枚目を「JALカードnavi」にするといいでしょう。
在学期間中は年会費が無料ですので、維持コストが気にかかる学生も心配いりません。
JALマイルが多く貯まるのはもちろんのこと、「JALカードが指定する外国語検定に合格すると500マイルプレゼント」という、ユニークな特典もあります。
三井住友VISAデビュープラスカードはVISAブランドのみですが、JALカードnaviはマスターカードやJCBも選択可能です。
≫JALカード公式はこちら
※ページ下部にJALカードnaviがあります。
2枚目を「学生専用ライフカード」にすれば、海外旅行も安心
三井住友VISAデビュープラスカードには、海外旅行傷害保険が付帯していません。
保険が付帯していないと海外旅行が不安な方は、2枚目を「学生専用ライフカード」にするといいでしょう。
JALカードnaviと同様に年会費はかかりませんし、最高2,000万円の海外旅行傷害保険も自動付帯、国際ブランドも3種類から選択可能です。
また、海外でショッピング利用があると、その5%をキャッシュバックしてくれるので、海外旅行には持っておきたいカードです。
さらに、毎月のケータイ料金を学生専用ライフカードで支払うと、10人に1人の割合でAmazonギフト券がプレゼントされます。
まとめ
2枚目のクレジットカードの位置づけは、人によって様々です。
1枚目のメリットを2枚目で上乗せするやり方は、「ソラチカカード+楽天カード」が典型的です。
1枚目のデメリットを2枚目で補うやり方は、「三井住友VISAデビュープラスカード+JALカードnavi」などが当てはまります。
1枚目と2枚目で隙のない布陣を希望するのであれば、「イオンカードセレクト+セブンカードプラス」のようなチョイスがいいでしょう。
2枚目のカードを選ぶ際には、1枚目の特徴をよく把握した上で選ぶのが重要です。